耐震補強リフォーム、2世帯住宅、がヘキと層、屋根の葺き替え、それにキッチン・トイレ・浴室などの設備交換などなど、リフォームを検討している人は年々増え続けています。

住まいに関わる設備はどんどん進歩している中、確かなリフォームをする事で快適で安心できる暮らしが簡単に手に入るようになりました。

ですが、一方では、リフォーム工事を安心して任せられる業者が見つからずになかなか踏み切れない人もたくさんいます。

「騙されたとは言わないまでも、あの業者は失敗だったな・・・」という人も珍しくありません。

リフォーム成功のポイントは、お客様を第一に考えてくれる業者を探して、その業者を最大限に活用することですが、ここではそのお客様を第一に考えてくれる業者の選び方を解説します。

まずは業者を4~5社探す

まずはリフォーム業者を4~5社探しましょう。

屋根の工事なら屋根の工事業者、外壁の工事なら外壁の工事業者、キッチンの工事ならキッチンの業者といった具合に。

もちろん、4~5社選ぶと言っても、「良さそうな業者」を選ぶようにしてくださいね。

明からに良心的でない、と思える業者はこの中にはいれないでください。

そして、そこからさらに選んだ業者を情報をじっくり調べて3社に絞り込みます。

ここで大事なのは、あまり多くの業者を集めすぎない事。

仮に10社も集めてしまうと、結局どう絞り込んだら良いのかが分からなくなってしまいますから。

業者を比較する基準

リストアップした業者を比較する際にはいくつかのポイントがあります。

できるだけ近場の業者を選ぶ

最初に考えるべき基準は、リフォーム業者の所在地です。

住所のはっきりしない訪問販売業者はまず論外。

何か問題が発生した時に連絡自体がとれなくなる事がありますから。

それと、連絡先が携帯電話だけの業者も避けてましょう。

業者の所在地としては、実際に工事をする物件の所在地から少なくとも1時間以内の距離が
1つの目安。

一時間以上となると、それだけ移動する際に費用の負担が発生しますし、アフターケアなど
も素早くこまめな対応が期待しづらくなってしまいますから。

特に、現場を管理するために訪れる回数が少なくなるのはリフォームの仕上がりとも関係し
てくるのでデメリットは大きくなります。

所在地が遠いリフォーム会社に選ぶ特別な理由がない限りは近場のリフォーム会社を選ぶよ うにしましょう。

規模は関係ない

リフォーム業者を選ぶ1つの基準に大きい会社か小さい会社かを基準にする人は多いようで すね。

資本金であったり、事業数、従業員数などを見て。ですが、規模の大きい会社であっても信頼ができない業者もいますし、小さくても信頼がで きる業者はたくさんいます。

もちろん、小さくて信頼ができないところもあれば、大きくて信頼できるところもあります。

リフォームだけに限りませんが、建築の仕事で大事な事は、どれだけ良い職人さんたちが仕 事をしてくれるか?という事なので、規模の大小を基準にするのはあまり意味がない事なんですよ。

相見積もりを注意点※

次に、この選んだ業者から相見積もりをとっていきます。

ここで注意すべき点としては、普通はリフォーム業者に見積りを取る時は、無料で取れるのが慣行となっていますが、中には、工事を受注できなかった場合、見積りの代金を請求してくる業者もいます。

ですので、リフォーム業者に見積りをとる時は、必ず見積りは無料か有料かの確認をとっておきましょう。(見積り料とは言わずにプランニング料として請求される場合もあるので、聞き方としては、工事をするまでは一切費用がかからないか?という聞き方をするのをおすすめします。)

相見積もりをとる事を業者に伝えておく。

相見積もりをとる事を業者に伝えることは、1つのマナーとして大事な事ですが、工事を発注する側のメリットとしては             

・見積り金額が安くなりやすい。

・提案内容に力が入りやすくなる。

といったメリットがあります。

これは業者間で競争意識が働くからこそのメリットです。1社だけの見積りではこのメリットは得られないですし、見積りを提出する業者が知らなければ得られないメリットです。

相見積もりはできるだけ同じ条件で依頼。

相見積もりをする時のコツとして、それぞれのリフォーム業者に対して同じ条件、希望を伝えて比較検討をするようにしましょう。

条件がバラバラだと提出された見積書を比較検討しづらくなり、比較検討がしっかりとできなければ、相見積もりをした意味が薄れてしまいますからね。

特に、リフォームの予算、目的は必ず伝えるようにしましょう。

失敗する相見積もり

相見積もりをとる際は、まずは1社から見積りをとって、その内容を基準にして他社から見積りをとる、というやり方があります。

ここで注意すべきポイントは、最初にとった見積りを他社に見せて、「あなたのところはここからどれぐらい安くなりますか?」といった交渉はするべきではありません。

マナー違反というのもありますし、その最初の見積りをみた業者とは、金額だけの話になってしまい、違う内容の提案をしなくなってしまいます。

結果、最初の見積りの内容の工事内容しか知らないままになってしまい、本当は違う工事内容の方が望んでいたリフォームを実現できたかも知れないのに、それを知る機会を失ってしまう事になるんですね。

金額はもちろんリフォームをするには大事なことですが、金額だけではなくて工事内容自体にも目を向けることで幅広い選択肢を相見積もりによって手に入れることができるようになります。

予算が決まっているなら伝えておくのがベター

もし、リフォームの予算が明確に決まっているのであれば、それは伝えておくようにしましょう。

この時のコツとしては、20%前後ぐらいは余裕をみた予算を伝えおく事。

予算を伝えてしまうと、その予算がもし相場よりも高かった場合、そのまま相場よりも高い金額、予算の上限ギリギリまで使う見積りを提出されると思われるかも知れませんね。

ですが、相見積もりの場合は、他のリフォーム業者と比較されるので高い金額を提示される事は少ないですし、全ての見積りが予算ギリギリまで使う見積りを出してくることはまずありません。

こうした予算を伝えたときの心配をするよりも、限られた予算の中でどれだけ魅力的な提案をしてくれるかを比較する方がより良いリフォームになります。

業者に1社ずつ、別々に来てもらう。

相見積もりをする業者には、別の日に1社ずつ来てもらうようにしましょう。

リフォームの計画内容の説明、現場調査を合わせてだいたい2時間前後必要になる場合が多いく、それを3社全てに対応するのは負担になりますが、全ての業者に一度に同じ時間帯に来てもらうとなると、1対1の場合に比べて業者との相性を見極めにくくなってしまいます。

また、業者側としては、ライバルになる相手に手の内をみられたくないと考えて、提案内容もより突っ込んだものをしなくなる可能性があります。

もっといえば、知り合った業者同士が、談合のような話をし始めると、それこそ相場よりも高いリフォーム代金を支払うことにもなりかねません。

見積書の提出は期限を設ける

さて、リフォーム業者に見積書を作ってもらうことになった場合、いつ見積書を作成もらえるか、具体的な期限を設けておきましょう。

見積書は工事内容にもよりますが、現場調査を終えてから、数日から長くても2週間後が1つの目安です。

期限を設けることで、その期限内で見積書をしっかりと提出してくるかどうかをチェックする事ができます。

もし、何の連絡も来ないまま、見積書の提出期限を経過している業者がいれば、その業者にはリフォームを任せない方が良いですよ。

リフォームの依頼先が決まったら

相見積もりをした業者の中から、リフォーム工事を依頼する先が決まったら、他の業者にはできるだけ早めに断りの連絡を入れましょう。

そして、伝える時は「せっかくお見積もりを頂きましたが、プラン内容が合わなかったため、今回は見送らせて頂きます。」と一言添えておきましょう。無料で提案してもらい、見積書を作ってもらっているので、感謝の言葉を伝えてあげてください。

業者を比較する基準